BRAF遺伝子変異を有する人が初めての治療を考える場合、「タフィンラー+メキニスト」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
「タフィンラー+メキニスト」治療に「キイトルーダ」を上乗せすることで奏効率が27.8%から59.8%に向上した。
一方、「タフィンラー+メキニスト」治療に「キイトルーダ」を上乗せすることでグレード3-5の有害事象を経験した人が26.7%から58.3%に上昇した。主な有害事象は発熱、肝酵素上昇、皮疹。「キイトルーダ+タフィンラー+メキニスト」治療を受けた1名が肺炎のため亡くなった。
【発表】
2019年6月6日
【試験名】
KEYNOTE-022(Phase 2)〔NCT02130466〕
【原著】
Nat Med. 2019;25:941-946. [PubMed: 31171878]