【早期前立腺がん】「標準治療+カソデックス」vs「標準治療」

限局性(T1-2, N0/Nx)または局所進行(T3-4, any N;またはany T, N+)の人は、「標準治療(経過観察、放射線療法、前立腺全摘除術)」に「カソデックス」の上乗せを選択することで、無増悪生存率の向上が期待できるが、生存率の向上は期待しにくい。

放射線療法を受けた人では「カソデックス」治療を選択することで、生存率の向上が期待できる (HR 0.65; 95% CI 0.44-0.95; p=0.03)。前立腺全摘除術を受けた人では「カソデックス」治療を選択しても、生存率の向上は期待しにくい。

【発表】

2006年2月

【試験】

Phase 3

【原著】

BJU Int. 2006 ;97:247-54. [PubMed: 16430622]