【デスモイド腫瘍】「ヴォトリエント」vs「メトトレキサート+ビンブラスチン」

DESMOPAZ(Lancet Oncol)                   

ヴォトリエント(経口)」治療を受けた進行性デスモイド腫瘍の人の83.7%は6ヵ月後も増悪していなかった。「メトトレキサートビンブラスチン(静注)」治療を受けた人では6ヵ月後、増悪していなかった人は45.0%であった。

ヴォトリエント」治療の主なグレード3または4の有害事象は、高血圧(21%)、下痢(15%)。「メトトレキサートビンブラスチン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(45%)、肝トランスアミナーゼ上昇(18%)。

【発表】

2019年7月19日

【試験名】

DESMOPAZ(Phase 2)〔NCT01876082

【原著】

Lancet Oncol. 2019 ;20:1263-1272. [PubMed:31331699]