【慢性リンパ性白血病:一次治療(PFS)】「イムブルビカ+リツキサン」vs「フルダラ+シクロホスファミド+リツキサン」

E1912(NEJM)                          

70歳以下で慢性リンパ性白血病と診断された人が初めての治療を考える場合、「イムブルビカリツキサン」治療を選択することで、「フルダラシクロホスファミドリツキサン」治療を選択した場合を上回る3年無増悪生存率、3年生存率が期待できる。

イムブルビカリツキサン」治療を選択しても、「フルダラシクロホスファミドリツキサン」治療を選択しても、約8割の人がグレード3以上の有害事象を経験する可能性がある(80.1%  vs 79.7%)。「イムブルビカリツキサン」治療を選択することでグレード3以上の感染症を経験するリスクが低下する(20.3% → 10.5%, p<0.001)。

【発表】

2019年8月1日

【試験名】

E1912(Phase 3)〔NCT02048813

【試験実施国】

米国

【原著】

N Engl J Med. 2019;381:432-443. [PubMed: 31365801]

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