化学療法を受けたことがない人は、化学療法にVEGFR阻害薬「セジラニブ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。試験では6.7ヵ月から8.1ヵ月に延長。
「セジラニブ」治療を受けることで現れるグレード3以上の有害事象は、下痢(16% vs. 3%)、倦怠感(13% vs. 6%)、白血球減少症(16% vs. 9%)、好中球減少症(31% vs. 11%)、発熱性好中球減少症(16% vs. 0%)。「セジラニブ」治療の選択によってグレード2以上の高血圧が現れやすくなる(34% vs. 11%)。
【発表】
2015年10月22日
【試験名】
CIRCCa(Phase 2)〔ISRCTN23516549〕
【原著】
Lancet Oncol. 2015;16:1515-24. [PubMed:26474517]
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