【EGFR陽性肺がん:一次治療(PFS)】「アバスチン+タルセバ」vs「タルセバ」

EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「タルセバ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

奏効率は、「タルセバアバスチン」治療を受けた人で81%、「タルセバ」治療を受けた人で83%であった(p=0.81)。

5例以上が経験したグレード3以上の有害事象は、皮疹(26% vs 16%)、下痢(9% vs 13%)、高血圧(40% vs 20%)、蛋白尿(12% vs 0%)。

【発表】

2019年8月8日

【試験】

Phase 2〔NCT01532089

【試験参加国】

米国

【原著】

JAMA Oncol. 2019;5:1448-1455.  [PubMed:31393548]