【再発卵巣がん:プラチナ感受性】「アバスチン+ゼジューラ」vs「ゼジューラ」

プラチナ製剤を含む化学療法を受けたことがある、プラチナ感受性の人が次の治療を考える場合、PARP阻害薬「ゼジューラ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

主なグレード3以上有害事象として「ゼジューラアバスチン」治療を受けた人の15%が貧血(vs 18%)、10%の人が血小板減少症(vs 12%)、21%の人が高血圧(vs 0%)を経験した。「アバスチン」の上乗せを選択することで、蛋白尿、高血圧のリスクが高まる。

【発表】

2019年8月29日

【試験名】

AVANOVA2 (Phase 2)〔NCT02354131

【原著】

Lancet Oncol . 2019 20:1409-1419. [PubMed:31474354]