【HR陽性乳がん:術後治療】「フェマーラ→タモキシフェン」vs「タモキシフェン→フェマーラ」vs「フェマーラ」

HR陽性の人が手術後の治療を考える場合、「フェマーラタモキシフェン」逐次治療、「タモキシフェンフェマーラ」逐次治療を選択しても、「フェマーラ」を選択した場合に比べ、5年無病生存率の向上は期待しにくい。

5年生存率を比較しても「フェマーラタモキシフェン」逐次治療を受けた人の93.7%(HR 0.90 95%信頼区間 0.65-1.24 )、「タモキシフェンフェマーラ」逐次治療を受けた人の92.4%(HR 1.13 95%信頼区間 0.83-1.53 )と、「フェマーラ」単剤治療を受けた人の93.4%と差はなかった。

【発表】

2009年8月20日

【試験名】

BIG 1-98(Phase 3)〔NCT00004205

【原著】

N Engl J Med. 2009;361:766-76. [PubMed: 19692688]

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