HR陽性の人が手術後の治療を考える場合、「フェマーラ」治療を選択することで、「タモキシフェン」治療を選択した場合に比べ、5年無病生存率、5年生存率の向上が期待できる。
「フェマーラ」治療を受けた人で骨粗鬆症(グレード3)または骨折の発現率が有意に高かった。「タモキシフェン」治療を受けた人で血栓塞栓性イベント、ホットフラッシュまたは寝汗の発現率が有意に高かった。心イベントの発生率は両治療間で差はなかった。
【発表】
2011年2月14日
【試験名】
BIG 1-98(Phase 3)〔NCT00004205〕
【原著】
J Clin Oncol. 2011;29:1117-24. [PubMed: 21321298]
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