【HR陽性乳がん:術後治療(追跡期間中央値:74ヵ月)】「フェマーラ」vs「タモキシフェン」

HR陽性の人が手術後の治療を考える場合、「フェマーラ」治療を選択することで、「タモキシフェン」治療を選択した場合に比べ、5年無病生存率、5年生存率の向上が期待できる。

フェマーラ」治療を受けた人で骨粗鬆症(グレード3)または骨折の発現率が有意に高かった。「タモキシフェン」治療を受けた人で血栓塞栓性イベント、ホットフラッシュまたは寝汗の発現率が有意に高かった。心イベントの発生率は両治療間で差はなかった。

【発表】

2011年2月14日

【試験名】

BIG 1-98(Phase 3)〔NCT00004205

【原著】

J Clin Oncol. 2011;29:1117-24. [PubMed: 21321298]

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