【横紋筋肉腫:維持療法】「ドキソルビシン+シクロホスファミド」vs「経過観察」

高リスクの小児の「IVAレジメン(イホスファミドビンクリスチンアクチノマイシン)」完全寛解後の治療の是非を考える場合、「ビノレルビンシクロホスファミドによる維持療法」を選択することで5年無病生存率の向上は期待しにくいが、5年生存率の向上は期待できる。

維持療法を受けた小児の75%がグレード3または4の白血球減少症、82%のグレード3または4の好中球減少症、10%がグレード3または4貧血、1%が血小板減少症、31%が感染症を経験した。1%の小児がグレード4の非血液毒性(神経毒性)を経験した。

【発表】

2019年9月24日

【試験名】

EpSSG RMS 2005(Phase 3)〔NCT00339118

【原著】

Lancet Oncol. 2019 Sep 24. [PubMed: 31562043]

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