【HER2陽性乳がん:一次治療】「パージェタ+ハーセプチン+ドセタキセル」vs「ハーセプチン+ドセタキセル」

HER2陽性の人で初めての分子標的治療を考える場合、「ハーセプチンドセタキセル」治療に「パージェタ」治療の追加を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。試験では「パージェタハーセプチンドセタキセル」治療によって無増悪生存期間が12.4ヵ月から18.5ヵ月まで延長。

パージェタ」の追加併用を選択することで奏効率の向上も期待できる。試験では「パージェタハーセプチンドセタキセル」治療によって奏効率が69.3%から80.2%に向上。

有害事象は「パージェタ」の追加によって、グレード3以上の発熱性好中球減少症と下痢が増える。

この結果を受け、米国では2012年6月に、欧州では2013年3月に承認された。日本では2012年5月25日に承認申請され、2013年6月28日に「HER2陽性の手術不能または再発乳癌」の適応で承認され、2013年9月12日より発売された。

【発表】

2011年12月7日

【試験名】

CLEOPATRA(Phase3)

【原著】

N Engl J Med. 2012;366:109-19. [PMID:22149875]

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