【HER2陽性乳がん:二次治療】「タイケルブ+ゼローダ」vs「ハーセプチン+ゼローダ」

化学療法の治療歴があり、HER2陽性の人は「タイケルブゼローダ」治療を選択しても脳転移が起こる危険性を少なくすることは期待しにくい。試験では「タイケルブゼローダ」治療を受けた人の3%、「ハーセプチンゼローダ」治療を受けた人の5%に脳転移が起こったが、統計学的に有意な差ではなかった。

むしろ「ハーセプチンゼローダ」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。試験では6.6ヵ月から8.1ヵ月に延長。生存期間は「ハーセプチンゼローダ」治療を受けた人では27.3ヵ月、「タイケルブゼローダ」治療を受けた人では22.7ヵ月であった。

重篤な有害事象は「ハーセプチンゼローダ」治療を受けた人の17%、「タイケルブゼローダ」治療を受けた人の13%に起こった。

【発表】

2015年1月20日

【試験名】

CEREBEL (EGF111438)(Phase3)〔NCT00820222

【原著】

J Clin Oncol. 2015;33:1564-73. [PMID:25605838]

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