【トリプルネガティブ乳がん:一次治療】「カピバセルチブ+パクリタキセル」vs「パクリタキセル」

トリプルネガティブの人が初めての治療を考える場合、「パクリタキセル」治療にAKT阻害薬「カピバセルチブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくいが、生存期間の延長が期待できる。

PIK3CA/AKT1/PTEN遺伝子異常のある人では、「パクリタキセル」治療に「カピバセルチブ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。試験では3.7ヵ月から9.3ヵ月に延長(HR 0.30(0.11-0.792) p=0.01)。

カピバセルチブパクリタキセル」治療の主なグレード3以上の有害事象は、下痢(13% vs 1%)、感染症(4%  vs 1%)、好中球減少症(3% vs 3%)、皮疹(4% vs 0%)、倦怠感(4% vs 0%)。

【発表】

2019年12月16日

【試験名】

PAKT(Phase 2)

【原著】

J Clin Oncol. 2019 Dec 16 [PMID: 31841354]