【肺がん:術後治療】「パクリタキセル+カルボプラチン」vs「ドセタキセル+シスプラチン」

Stage IB、IIA、IIB、ⅢAの人が手術後の治療を考える場合、「ドセタキセルシスプラチン」治療を選択することで、良好な無再発生存期間が期待できる。日本における試験結果。

試験では「ドセタキセルシスプラチン」治療を受けた74.5%の人が2年間、61.6 %の人が5年間再発なく生存し、89.7%の人が2年間、73.9%の人が5年間生存した。「パクリタキセルカルボプラチン」治療を受けた72.0%の人が2年間、46.0 %の人が5年間再発なく生存し、86.9%の人が2年間、67.5%の人が5年間生存した。

【発表】

2019年11月29日

【試験名】

TORG 0503(Phase 3)

【原著】

Lung Cancer. 2019;141:32-36. [PubMed: 31931444]

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