【大腸がん:三次治療(PFS、OS)】「アバスチン+ロンサーフ」vs「ロンサーフ」

フルオロピリミジン、イリノテカンオキサリプラチン、(RAS野生型の場合)アービタックスまたはベクティビックス治療歴のある人が次の治療を考える場合、「ロンサーフ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。

試験において「ロンサーフアバスチン」治療を受けた人のうち、「アバスチン」を含む治療を以前に受けたことがある人が85%(vs 77%)含まれており、直近の治療として「アバスチン」を含む治療を受けていた人が59%(vs 43%)含まれていた。

ロンサーフアバスチン」治療の主なグレード3以上の有害事象は好中球減少症(67% vs 38%)。

【発表】

2020年1月27日

【試験】

Phase 2

【原著】

Lancet Oncol. 2020 ;21:412-420. [PubMed: 31999946]

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