【肺がん:高齢者】「ドセタキセル+ゲムシタビン」vs「ゲムシタビン」

70歳以上の人が初めての化学療法を考える場合、「ゲムシタビン」に「ドセタキセル」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

試験では「ドセタキセルゲムシタビン」併用治療を受けた人の生存期間は14.6ヵ月、「ゲムシタビン」単独治療を受けた人の生存期間は12.2ヵ月であった。無増悪生存期間は「ドセタキセルゲムシタビン」併用治療を受けた人で3.4ヵ月、「ゲムシタビン」単独治療を受けた人で2.6ヵ月であった。奏効率は併用治療で26.0%、単独治療で15.4%。

【発表】

2016年6月2日

【試験】

Phase 3

【原著】

J Geriatr Oncol. 2017;8:23-30.  [PubMed:27264267]