【骨髄異形成症候群】「レブラミド」vs「プラセボ」

5番染色体長腕部欠失異常を伴わない骨髄異形成症候群の人は「レブラミド」治療を選択することで、連続8週以上の赤血球輸血を行わなくてすむ確率の向上が期待できる。試験では「レブラミド」治療を選択することで、8週以上の輸血非依存の達成率が2.5%から26.9%に向上。

主な有害事象は、骨髄抑制。グレード 3以上 の好中球減少症は、「レブラミド」治療によって12.7%から61.9%に増加。グレード 3以上 の血小板減少症は、「レブラミド」治療によって3.8%から35.6%に増加。

【発表】

2016年6月27日

【試験名】

MDS-005(Phase 3)〔NCT01029262

【原著】

J Clin Oncol. 2016 ;34:2988-96. [PubMed:27354480]

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