一次治療または二次治療として「キイトルーダ+レンビマ」治療を受けた結果、69%の人が治療に奏効した。一次治療(n=14)としての奏効率は71%、二次治療(n=15)としての奏効率は67%であった。CPS≧1%の人(n=19) における奏効率は84%、CPS<1%の人(n=10)における奏効率は40%であった。高TMB例(n=11)における奏効率は82%であった。
無増悪生存期間は7.1ヵ月。生存期間は中央値に未到達であった。
主なグレード3の治療関連有害事象は、高血圧(38%)、蛋白尿(17%)、血小板数減少症(7%)であった。
【発表】
2020年6月23日
【試験名】
EPOC1706(Phase 2)〔NCT03609359〕
【試験実施国】
日本(国立がん研究センター東病院)
【原著】
Lancet Oncol . 2020 ;21:1057-1065. [PubMed: 32589866]
【さらに詳しく】
- 進行胃がんに対するレンバチニブ+ペムブロリズマブの効果(EPOC1706)/Lancet Oncol〔ケアネット〕
- 進行胃癌に対するレンバチニブと抗PD-1抗体ペムブロリズマブの併用が有効な可能性【ASCO GI2020】〔日経メディカル〕