【子宮体がん:術後治療(QoL)】「化学放射線療法」vs「放射線療法」

ハイリスク子宮体がんの人が手術後に、「放射線療法」に加えて「化学療法」を受けることを選択した場合、生活の質が低くなる。

試験では化学療法として「プラチナ製剤+パクリタキセル」が行われた。プラチナ製剤は「シスプラチン」2サイクル後に「カルボプラチン」4サイクルが投与された。

化学放射線療法」を選択した場合、治療開始2年後に痺れ(しびれ)や疼き(うずき)が残っている可能性が高くなる。試験では「化学放射線療法」を受けた人の25%に重度の痺れ・疼きが認められていた。「放射線療法」を受けた人では6%であった。

治療期間を通じてグレード3以上の有害事象が「化学放射線療法」を受けた人の61%に認められた。「放射線療法」を受けた人では13%にみられた。最も多かった有害事象は血液毒性で「化学放射線療法」を受けた45%の人に認められた。治療開始1年後および2年後には、両治療間でグレード3以上の有害事象の発現状況に差はなかった。

【発表】

2016年7月7日

【試験名】

PORTEC-3 (Phase3)

【原著】

Lancet Oncol. 2016 ;17:1114-26. [PMID:27397040]