【ホジキンリンパ腫:二次治療】オプジーボ

自家造血幹細胞移植と移植後の「アドセトリス」治療後に再発・進行した古典的ホジキンリンパ腫の人でも、「オプジーボ」治療を選択することで奏効が期待できる。試験では「オプジーボ」治療を受けた人の66.3%が奏効した。

主な有害事象は、倦怠感(25%)、注射部位反応(20%)、皮疹(16%)。グレード3以上の主な有害事象は好中球減少症、脂質異常症(ともに5%)。

米国ではこの試験結果を含むデータセットに基いて、「オプジーボ」は「自家造血幹細胞移植と移植後のブレンツキシマブ ベドチンによる治療後に再発・進行した古典的ホジキンリンパ腫」の治療薬として2016年5月17日に承認された。

【発表】

2016年7月20日

【試験名】

CheckMate-205 (Phase 2)〔NCT02181738

【原著】

Lancet Oncol. 2016 ;17:1283-94. [PubMed:27451390]