進展型小細胞肺がんの人が初めての治療を考える場合、標準治療(エトポシド+プラチナ製剤)への抗CTLA-4抗体「ヤーボイ」の追加を選択しても生存期間や無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
試験では「ヤーボイ」併用治療を受けた人の半数以上は11.0ヵ月生存したのに対し、「ヤーボイ」を併用しなかった人の半数以上は10.9ヵ月生存しており、2つの治療の間に差はなかった。
「ヤーボイ」併用治療を受けた人の無増悪生存期間は4.6ヵ月であったのに対し、併用しなかった人では4.4ヵ月であった。
【発表】
2016年7月25日
【試験名】
CA184-156 (Phase 3) 〔NCT01450761〕
【原著】