【子宮体がん:二次治療】アピトリシブ

1-2ラインの治療経験がある人がPI3K/mTOR阻害剤「アピトリシブ」治療を選択しても奏効が得られる人は限られている。試験では「アピトリシブ」治療を受けた6%の人が奏効を得られた。治療から6ヵ月時点で増悪なく生存していた人は「アピトリシブ」治療を受けた人の20%であった。「アピトリシブ」治療を受けた人の無増悪生存期間は3.5ヵ月、生存期間は15.7ヵ月であった。

グレード3または4の「アピトリシブ」治療に関連した有害事象は、高血糖(46%)、皮疹(30%)、大腸炎(5%)、肺炎(4%)。

【発表】

2016年9月7日

【試験名】

MAGGIE(Phase 2)

【原著】

Cancer. 2016 Sep 7. [PubMed:27603005]