【慢性リンパ性白血病:二次治療】イムブルビカ

17p欠失がある、再発または難治性の慢性リンパ性白血病の人でも「イムブルビカ」治療を選択することで高い確率で奏効が期待できる。試験では「イムブルビカ」治療を受けた人の83%が奏効を得られ、治療開始から2年目において63%の人が増悪なく生存し、75%が生存していた。

イムブルビカ」治療を受けた9%の人が大出血を起こし、30%がグレード3以上の感染症を経験した(肺炎は13%)。

試験に参加した140名中18名が有害事象のため、亡くなられている。

【発表】

2016年9月13日

【試験名】

RESONATE-17(Phase 2)〔NCT01744691

【原著】

Lancet Oncol. 2016 ;17:1409-1418. [PubMed:27637985]