【大腸がん:一次治療】「アバスチン+5-FU+ロイコボリン」vs「5-FU+ロイコボリン」

イリノテカンが適応とならない大腸がんの人が初めての治療を考える場合、「5-FU急速静注+ロイコボリン」治療に「アバスチン」治療の追加を選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。

試験では「5-FU急速静注+ロイコボリン」治療に「アバスチン」を追加して「アバスチン5-FU急速静注+ロイコボリン」治療とすることによって、無増悪生存期間は5.5ヵ月から9.2ヵ月に延長できたが、生存期間は12.9ヵ月 vs. 16.6ヵ月と治療間に統計学的に有意な差はなかった。奏効率も15.2% vs. 26.0%と統計学的に有意な差はなかった。

アバスチン」の追加によってグレード3以上の高血圧を発症した人が3%から16%に増加。

【発表】

2005年2月28日

【試験】

AVF2192g(Phase 2)

【原著】

J Clin Oncol. 2005;23:3697-705. [PMID:15738537]