【大腸がん:一次治療】「アービタックス+アバスチン+CAPOX」vs「アバスチン+CAPOX」

CAPOXカペシタビンオキサリプラチン)+アバスチン」治療に「アービタックス」治療の追加を選択することで、無増悪生存期間が短縮するリスクが高まる。

試験では「CAPOXアバスチン」治療の無増悪生存期間、生存期間はそれぞれ10.7ヵ月、20.3ヵ月であったのに対し、「CAPOXアバスチンアービタックス」治療の無増悪生存期間、生存期間はそれぞれ9.2ヵ月、19.4ヵ月であり、無増悪生存期間については統計学的に有意に短縮する結果となった。

【発表】

2009年2月5日

【試験名】

CAIRO2(Phase 3)〔NCT00208546

【原著】

N Engl J Med. 2009;360:563-72. [PubMed:19196673]

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