【大腸がん(KRAS野生型):一次治療】「アービタックス+FOLFIRI」vs「FOLFIRI」

転移があり、KRAS野生型の大腸がんの人が初めての治療を考える場合、「FOLFIRI」治療に「アービタックス」治療の追加を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。KRAS変異型の人は「アービタックス」の上乗せ効果は期待しにくい。

試験ではKRAS野生型の人たちは「FOLFIRI」治療に「アービタックス」治療の併用によって奏効率が43.2%から59.3%に向上、無増悪生存期間が8.7ヵ月から9.9ヵ月に、生存期間が21.0ヵ月から24.9ヵ月に延長。

KRAS変異型の人たちの奏効率、無増悪生存期間、生存期間は「FOLFIRIアービタックス」治療を受けた人では36.2%、7.6ヵ月、17.5ヵ月、「FOLFIRI」治療を受けた人では40.2%、8.1ヵ月、17.7ヵ月と治療間に差はなかった。

【発表】

2009年4月2日

【試験名】

CRYSTAL(Phase 3)〔NCT00154102

【原著】

N Engl J Med. 2009;360:1408-17. [PMID:19339720]

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