【T790M陽性肺がん】タグリッソ

EGFR-TKIが無効となったが、T790-M変異陽性の人は、「タグリッソ」治療によって腫瘍の縮小が期待できる。試験では「タグリッソ」治療を受けた70%の人が奏功(3%は完全奏功)。

主なグレード3または4の有害事象は、肺塞栓症(3%)、QT延長(2%)、好中球数減少(2%)、貧血(1%)、呼吸困難(1%)、低ナトリウム血症(1%)、ALT上昇(1%)、血小板減少症(1%)。重篤な有害事象を25%の人が経験し、そのうち「タグリッソ」治療と関連があると主治医が判断したものは5%。

本試験(n=210)とAURA試験のPhase2部分(n=201)の併合成績(n=411例、うち日本 人80例)の結果に基いて、米国では、2015年11月に世界で初めて承認され、欧州では2016年2月に承認を取得。

日本では、2015年8月に承認申請し、2016年3月に、「EGFRチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性のEGFR T790M変異陽性の手術 不能又は再発非小細胞肺癌」の適応で承認された。

【発表】

2016年10月14日

【試験名】

AURA2(Phase 2)〔NCT02094261

【原著】

Lancet Oncol. 2016 ;17:1643-1652.  [PMID:27751847]

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