手術後の補助療法として最長3年間の「ヤーボイ」治療を選択することで無再発生存期間の延長が期待できる。
試験では術後補助療法として「ヤーボイ」治療を受けることで無再発生存期間が17.1ヵ月から26.1ヵ月に、3年無再発生存率が34.8%から46.5%に向上。
主なグレード3または4の免疫関連有害事象は消化器系(1%未満→16%)、肝臓系(1%未満→11%)、内分泌系(0%→8%)。52%の人が有害事象のため治療を中止した(39%は4回投与時までに中止)。
この結果に基いて、米国では2015年10月28日、「ヤーボイ」の「Stage IIIメラノーマに対する術後補助療法 」について適応拡大が承認された。
【発表】
2015年5月31日
【試験名】
EORTC18071(Phase3)〔NCT00636168〕
【原著】
Lancet Oncol. 2015;16:522-30. [PubMed:25840693]
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