【ALK陽性肺がん:二次治療】アレセンサ

ALK融合遺伝子陽性で、「ザーコリ」治療を受けていたが増悪した人でも、「アレセンサ」治療を受けることで腫瘍縮小効果が期待できる。

便秘(33%)、倦怠感(26%)、浮腫(25%)が有害事象として現れたが、そのほとんどがグレード1または2であった。

米国では、2015年12月11日、この「NP28673試験」と「NP28761試験」の2つのPhase 2試験の結果に基いて、「クリゾチニブに不応または不耐容のALK陽性の転移性非小細胞肺がん」を効能・効果として承認された。日本では2014年7月4日に承認され、同年9月5日より発売されている。

【発表】

2015年11月23日

【試験名】

NP28673(Phase 2)

【原著】

J Clin Oncol. 2016;34:661-8. [PubMed: 26598747]

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