【肺がん:二次治療】「ニモツズマブ+イレッサ」vs「イレッサ」

プラチナ製剤を含んだ化学療法を受けたことがある人は、「イレッサ」治療に抗EGFRモノクローナル抗体「ニモツズマブ」治療の追加を選択しても3ヵ月無増悪生存率の向上は期待しにくい。

試験では「ニモツズマブイレッサ」治療を受けた人の3ヵ月無増悪生存率は、48.1%、「イレッサ」単独治療を受けた人の3ヵ月無増悪生存率は、37.2%であり、治療間に差はなかった。

無増悪生存期間は「ニモツズマブイレッサ」治療を受けた人で2.0ヵ月、「イレッサ」単独治療を受けた人で2.8ヵ月。生存期間は「ニモツズマブイレッサ」治療を受けた人で14.0ヵ月、「イレッサ」単独治療を受けた人で13.2ヵ月。

EGFR陽性の人では、無増悪生存期間は「ニモツズマブイレッサ」治療を受けた人で13.5ヵ月、「イレッサ」単独治療を受けた人で10.2ヵ月。EGFR野生型の人では、無増悪生存期間は「ニモツズマブイレッサ」治療を受けた人で0.9ヵ月、「イレッサ」単独治療を受けた人で2.0ヵ月。いずれも治療間に差なし。

【発表】

2016年11月3日

【試験名】

KCSG LU12-01(Phase 2)〔NCT01498562

【原著】

Oncotarget. 2017;8:15943-15951. [PMID:27823977]