【腎細胞がん:一次治療】「カボザンチニブ」vs「スーテント」

初めての分子標的薬を、「カボザンチニブ」治療を選択することで「スーテント」治療を選択するより無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では「カボザンチニブ」治療を受けた半数の人は8.2ヵ月以上増悪なく生存していた。これは標準治療である「スーテント」治療を受けた人の無増悪生存期間5.6ヵ月に比べ、有意に長かった(p=0.012)。

カボザンチニブ」治療を受けた46%の人が奏効した。これは「スーテント」治療を受けた人の奏効率18%に比べ有意に高かった。

グレード3または4の有害事象は、「カボザンチニブ」治療も「スーテント」治療も同程度起こる。試験では「カボザンチニブ」治療を受けた67%、「スーテント」治療を受けた68%が重度の有害事象を経験した。

主な有害事象は下痢(10% vs. 11%)、倦怠感(6% vs. 15%)、高血圧(28% vs. 22%)、手足症候群(8% vs. 4%)、血液毒性(3% vs. 22%)。

【発表】

2016年11月14日

【試験名】

CABOSUN(Phase 2)

【原著】

J Clin Oncol. 2017 ;35:591-597. [PMID:28199818]

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