【乳がん:一次治療】「フェソロデックス」vs「アリミデックス」

HER2陰性、HR陽性の人が初めての治療を考える場合、「フェソロデックス」治療を選択することで、「アリミデックス」治療を選択した場合より、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では、「フェソロデックス」治療を受けた人の半数は16.6ヵ月以上増悪なく生存していた。これは「アリミデックス」治療の無増悪生存期間の13.8ヵ月に比べ、統計学的に有意な差であった。

主な有害事象は、関節痛(17% vs. 10%)、ホットフラッシュ(11% vs. 10%)。

フェソロデックス」治療を受けた7%、「アリミデックス」治療を受けた5%が有害事象のため、治療を中止した。

現在、日本における「フェソロデックス」の効能・効果は、「閉経後乳癌」であり、効能・効果に関連する使用上の注意として「本剤の内分泌療法未治療例における有効性及び安全性は確立して いない。」と制約がある。

【発表】

2016年11月28日

【試験名】

FALCON(Phase 3)〔NCT01602380

【原著】

Lancet. 2016 ;388:2997-3005. [PMID:27908454]

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