プラチナ製剤を含む化学療法後に進行した人が次の治療を考える場合、「ジェブタナ」治療を選択しても無増悪生存率の向上は期待しにくい。
試験では、「ジェブタナ」治療を受けた人の13.2%が18週後も増悪なく生存できた。「メトトレキサート」治療を受けた人で18週後増悪なく生存できていた人は8.2%であった。
「ジェブタナ」治療を受けた人の半数が1.9ヵ月以上増悪なく生存でき、5.0ヵ月以上生存できた。一方、「メトトレキサート」治療を受けた人の半数が1.9ヵ月以上増悪なく生存しており、3.6ヵ月以上生存していた。
「ジェブタナ」治療を受けた人の54%が重篤な有害事象を経験した。「メトトレキサート」治療を受けた人で重篤な有害事象を経験したのは36%であった。「ジェブタナ」治療を受けた17.3%が発熱性好中球減少症を発症した。
【発表】
2016年11月30日
【試験】
Phase 2〔NCT01528163〕
【原著】
Oncologist. 2016;21:1416-e17. [PubMed:27903924]