【去勢抵抗性前立腺がん:一次治療】「スプリセル+ドセタキセル+プレドニゾロン」vs「ドセタキセル+プレドニゾロン」

ホルモン療法が効かなくなった人が次の治療を考える場合、「ドセタキセルプレドニゾロン」治療に「スプリセル」治療の追加を選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。

試験では「スプリセルドセタキセルプレドニゾロン」治療を受けた人の半数は21.5ヵ月以上生存できたが、「ドセタキセルプレドニゾロン」治療を受けた人の半数も21.2ヵ月以上生存できており、治療間の差はなかった(p=0.90)。

スプリセル」治療の追加によって、グレード3または4の下痢(8% vs 4%)、倦怠感 (8% vs 6%)、無力症(5% vs 3%)が増加する。

【発表】

2013年11月8日

【試験名】

READY(Phase 3)〔NCT00744497

【原著】

Lancet Oncol. 2013;14:1307-16. [PubMed:24211163]

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