【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性・部分感受性】「トレバナニブ+ドキシル」vs「ドキシル」

プラチナ製剤投与終了から12ヵ月以内の人は、「ドキシル」への「トレバナニブ」治療追加を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「トレバナニブドキシル」併用治療を受けた人の無増悪生存期間は7.6ヵ月、「プラセボ+ドキシル」治療を受けた人の無増悪生存期間は7.2ヵ月。「ドキシル」に「トレバナニブ」を追加することで奏効率が21%から46%に向上。

ドキシル」に「トレバナニブ」を追加することで浮腫が32%から61%に、腹水が9%から29%に、嘔吐が33%から45%に増加。

【発表】

2016年11月30日

【試験名】

TRINOVA-2(Phase 3)〔NCT01281254

【原著】

Eur J Cancer . 2017 ;70:111-121. [PubMed:27914241]