【トリプルネガティブ乳がん:術後治療(OS)】「アバスチン+化学療法」vs「化学療法」

トリプルネガティブ乳がんの女性は、手術を受けた後の治療を考える場合、「化学療法」に「アバスチン」の上乗せを選択しても、5年生存率の向上は期待しにくい。

試験では、「アバスチン+化学療法」を実施した人も、「化学療法」のみを実施した人も、5年後に生存していた割合は88%であり、治療間に差はなかった。

【発表】

2016年12月19日

【試験名】

BEATRICE(Phase 3)〔NCT00528567

【原著】

Ann Oncol. 2017;28:754-760. [PubMed:27993816]

【こちらの図鑑も合わせて見る】