【アバスチン既治療大腸がん:二次治療】「アバスチン+化学療法」vs「化学療法」

アバスチンを含む標準的な化学療法を受けていた人で、病勢が進行した場合でも、「アバスチン」治療の継続を選択することで生存期間の延長が期待できる。

試験では9.8ヵ月から11.2ヵ月に延長。

アバスチンの継続を選択した人で多く現れた、Grade3以上の有害事象は、「出血」(2% vs 1%未満)、「消化管穿孔」(2% vs 1%未満)、「静脈血栓塞栓症」(5% vs 3%)。その他多く現れたGrade3以上の有害事象は、「好中球減少症」(16% vs 13%)、「下痢」(10% vs 8%)、「無力症」(6% vs 4%)であった。

試験ではアバスチン継続した人も、継続しなかった人も治療のために命を落とした人も報告されている(それぞれ4名と3名)。

この試験の結果を受けて、「アバスチンを含む初回化学療法後に進行が確認された転移性大腸癌患者への継続投与(いわゆる「Beyond PD」)」について欧州では2012年11月16日、米国では2013年1月24日に追加承認された。

【発表】

2012年11月16日

【試験名】

ML18147(Phase 3)〔NCT00700102

【原著】

Lancet Oncol. 2013;14:29-37. [PubMed:23168366]

【さらに詳しく】