【トリプルネガティブ乳がん:一次治療(OS)】「テセントリク+アブラキサン」vs「アブラキサン」

トリプルネガティブの人が初めての治療を考える場合、「アブラキサン」治療に「テセントリク」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくいが、PD-L1陽性の人に限れば、生存期間の延長も期待できる。一方、PD-L1陰性の人の場合、「アブラキサンテセントリク」治療を受けた人の生存期間は19.7ヵ月と「アブラキサン」治療を受けた人と変わらなかった(ハザード比 1.05:95%CI 0.87-1.28)。

本試験結果に基づいて、2018年12月21日、「テセントリク」について「転移性または切除不能な局所進行乳がん」への適応拡大の承認申請が行われ、2019年9月20日、「PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又 は再発乳癌」 を効能・効果として承認された。

【発表】

2021年7月1日

【試験名】

IMpassion130(Phase 3)〔NCT02425891

【原著】

Ann Oncol. 2021;32:983-993.   [PubMed: 34272041]

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