
ホルモン受容体陽性、HER2陰性の局所再発または転移がある乳がんの人は「パクリタキセル」治療にPI3K阻害薬「ピクチリシブ」治療の追加を選択しても無増悪生存期間も生存期間の延長も期待しにくい。
PIK3CA陽性の場合でも、無増悪生存期間は「ピクチリシブ+パクリタキセル」併用療法を受けた人では7.3ヵ月、「パクリタキセル」単独治療を受けた人で5.8ヵ月であり、治療間の差はなかった(HR 1.06; 95% CI 0.52–2.12; p = 0.88)。
【発表】
2016年8月29日
【試験名】
PEGGY(Phase 2)〔NCT01740336〕
【原著】
Ann Oncol. 2016;27:2059-2066. [PubMed:27573562]
【さらに詳しく】