
ホルモン受容体陽性の人は、手術の後「5年」だけでなく、「10年」術後補助療法を続けることで無病生存率の向上が期待できる。試験ではアロマターゼ阻害薬(またはタモキシフェン)治療を5年継続した後、「フェマーラ」治療をさらに5年続けることで無病生存率が91%から95%に向上した。
「フェマーラ」治療の5年追加継続を選択することで、骨関連毒性(骨痛、骨折、骨粗鬆症)が増加する可能性が高まる。
【発表】
2016年6月5日
【試験名】
MA.17R
【原著】
N Engl J Med. 2016; 375 : 209-19. [PubMed:27264120]
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