【乳がん:術後放射線療法】「リンパ節照射+全乳房照射」vs「全乳房照射」

手術を受けた、リンパ節転移陽性またはリンパ節転移陰性高リスクの早期乳がんの女性は、「全乳房照射」に「リンパ節照射」の追加を選択しても、無病生存率の向上は期待できるが、生存率の向上は期待にしくい。

試験では「全乳房照射+リンパ節照射」治療を受けた人の82.8%が10年後も生存していたが、「全乳房照射」のみの治療を受けた81.8%の人も10年後に生存しており、治療間に差はなかった。無病生存率は「リンパ節照射」を追加することで77.0%から82.0%に向上した。

試験では「リンパ節照射」を追加することで、グレード 2 以上の急性肺炎の発症率が0.2%から1.2%に、リンパ浮腫の発現率が4.5%から8.4%に増えた。

【発表】

2015年7月23日

【試験名】

MA.20 (Phase 3)〔NCT00005957

【原著】

N Engl J Med. 2015 ;373:307-16. [PubMed:26200977]

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