【乳がん:術後放射線療法】「リンパ節照射+全乳房照射」vs「全乳房照射」

早期乳がんの女性が手術後の治療を考える場合、「全乳房照射(または胸壁照射)」に「リンパ節照射」の追加を選択しても、10年生存率の向上は期待にしくい。

試験では「全乳房照射(または胸壁照射)+リンパ節照射」治療を受けた人の82.3%が10年後も生存していたが、「全乳房照射(または胸壁照射)」のみの治療を受けた80.7%の人も10年後に生存しており、治療間に差はなかった。

無病生存率は「リンパ節照射」を追加することで69.1%から72.1%に、遠隔無病生存率も75.0%から78.0%に向上した。乳がん死亡率は「リンパ節照射」を追加することで 14.4%に低下した。

【発表】

2015年7月23日

【試験名】

EORTC 22922/10925 (Phase 3)〔NCT00002851

【原著】

N Engl J Med. 2015 ;373:317-27. [PubMed:26200978]

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