【去勢抵抗性前立腺がん:二次治療】「ザイティガ+プレドニゾン」vs「プレドニゾン」

化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「プレドニゾン」治療に「ザイティガ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。

試験では、「プレドニゾン」治療に「ザイティガ」を上乗せすることで、生存期間が10.9ヵ月から14.8ヵ月に延長(p<0.001)。無増悪生存期間も、「ザイティガ」を上乗せすることで、3.6 ヵ月から5.6ヵ月に延長(p<0.001)。

ザイティガ」を上乗せすることで、体液貯留、高血圧、低カリウム血症などの鉱質コルチコイド関連の有害事象が発現するリスクが高まる。

【試験名】

COU-AA-301(Phase 3)〔NCT00638690

【原著】

N Engl J Med. 2011;364:1995-2005. [PubMed:21612468]

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