
初めての治療を考える場合、抗EGFL7抗体「パルサツズマブ」治療を選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。
試験では「パルサツズマブ+FOLFOX6+アバスチン」治療を受けた人の無増悪生存期間は12ヵ月、「プラセボ+FOLFOX6+アバスチン」治療を受けた人の無増悪生存期間は11.9ヵ月。「パルサツズマブ+FOLFOX6+アバスチン」治療を受けた人の59%が奏効し、「プラセボ+FOLFOX6+アバスチン」治療を受けた人の64%が奏効。
抗EGFL7抗体「パルサツズマブ」は、日本でも開発されていたが、2014年2月開発は中止された。
【発表】
2017年3月8日
【試験名】
Phase 2
【原著】
Oncologist. 2017 Mar 8. [PubMed:28275117]