【大腸がん:一次治療】「(一次治療から)併用療法」vs「単剤→併用」

初めての治療を考える場合、単剤投与でなく、併用療法、その中でも「イリノテカン5-FU」治療を選択することで生存期間の延長が期待できる。

試験では、一次治療、二次治療をシーケンシャルで考えた場合、最も長い生存期間が得られる治療法を検討。一次治療、二次治療について「単剤→併用」、「一次治療から併用」が良いのかを「単剤→単剤(5-FUイリノテカン)」を上回れるのか、併用療法は「イリノテカンベース」が良いのか、「オキサリプラチン」ベースが良いのかを比較。「5-FU」治療には「5-FU」に「ロイコボリン」が上乗せされている。

「一次治療からイリノテカン5-FU」治療を受けた人の生存期間は16.7ヵ月と、「5-FUイリノテカン」治療を受けた人の13.9ヵ月に比べ、生存期間を延長(p=0.01)。「一次治療からオキサリプラチン5-FU」治療を受けた人の生存期間は15.4ヵ月、「5-FUオキサリプラチン5-FU」治療を受けた人の生存期間は15.2ヵ月、「5-FUイリノテカン5-FU」治療を受けた人の生存期間は15.0ヵ月と、「5-FUイリノテカン」治療を受けた人との治療間の差はなかった。

【発表】

2007年7月14日

【試験名】

MRC FOCUS(Phase 3)〔ISRCTN 79877428

【原著】

Lancet. 2007;370:143-52. [PubMed: 17630037]

【さらに詳しく】