【子宮頸がん】「アバスチン+化学療法」vs「化学療法」

化学療法を受けたことがない人、標準治療を受けた後も病勢が持続している人は、化学療法に「アバスチン」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。試験では13ヵ月から17ヵ月に延長。

アバスチンの上乗せを選択することで増えるとリスクがある有害事象は、グレード2 以上の高血圧(25% vs  2%)、グレード 3 以上の血栓塞栓イベント(8% vs 1%)、グレード 3 以上の胃腸管瘻(3% vs 0%)。

この結果を受けて、2014年8月14日米国で「アバスチン」が「難治性、再発もしくは末期(転移性)子宮頸がん 」の適応承認を取得した。続いて欧州では2015年4月8日に「治療抵抗性、再発または転移性子宮頸がんの成人に対する標準的な化学療法の併用療法 」の適応承認を取得した。

一方、日本では2015年9月17日、この結果と日本での第Ⅱ相試験(JO29569試験) の結果に基づいて、「進行・再発の子宮頸がん」を追加する承認申請が行われ、2016年5月23日承認された。

【発表】

2014年2月20日

【試験名】

GOG240(Phase 3)〔NCT00803062

【原著】

N Engl J Med. 2014;370:734-43.  [PubMed:24552320]

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