
初めての治療を考える場合、「プラチナ製剤+エトポシド」治療に脂質低下薬「メバロチン」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。
試験では「プラチナ製剤+エトポシド+メバロチン」治療を受けた人の生存期間は10.6ヵ月であり、「プラチナ製剤+エトポシド」治療を受けた人の生存期間10.7ヵ月と治療間に差はなかった(p=0.90)。無増悪生存期間も「プラチナ製剤+エトポシド+メバロチン」治療を受けた人で7.7ヵ月、「プラチナ製剤+エトポシド」治療を受けた人で7.3ヵ月と治療間に差はなかった(p=0.81)。
【発表】
2017年2月27日
【試験名】
LUNGSTAR(Phase 3)〔ISRCTN56306957〕
【原著】
J Clin Oncol. 2017 Feb 27 [PubMed:28240967]
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