
進展型小細胞肺がんの人が初めての治療を考える場合、「シスプラチン+エトポシド」治療の用量を毒性補正量を選択しても奏効率の向上は期待しにくい。
試験では、「シスプラチン+エトポシド」を固定用量で治療された人の54.4%が奏効を得たのに対し、毒性補正量で治療された人では58.2%の奏効率であり、治療間に差は認められなかった(p=0.75)。
【発表】
2017年2月27日
【試験】
STAD-1(Phase 3)
【原著】
Lung Cancer. 2017;108:15-21. [PubMed:28625627]