【尿路上皮がん:一次治療(OS、PFS)】「キイトルーダ+化学療法」vs「化学療法」

局所進行または転移を有する人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビンシスプラチン(またはカルボプラチン)」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。

また、「キイトルーダ」単剤治療を選択しても「ゲムシタビンシスプラチン(またはカルボプラチン)」治療を上回る生存期間は期待しにくい。CPS≧10以上の人であっても生存期間に差はない。試験では「キイトルーダ」単剤治療を受けた人の生存期間(中央値)は16.1ヵ月、化学療法を受けた人では15.2ヵ月であった。

キイトルーダ+化学療法」治療の主なグレード3または4の治療関連有害事象は、貧血(30%)であった(化学療法のみ:33%)。

本試験および「テセントリク」を用いたIMvigor130試験の結果を受け、2018年5月18日、米国食品医薬品局(FDA)は単剤投与で、PD-L1発現が低い人において、生存期間が悪くなる可能性があるとの警告を発した。

【発表】

2021年5月26日

【試験名】

KEYNOTE-361(Phase 3)〔NCT02853305

【原著】

Lancet Oncol. 2021; May 26.  [PubMed: 34051178]

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