【成人T細胞白血病リンパ腫:二次治療】レブラミド

ATLL-002(JCO)                         

1ライン以上の治療に抵抗性を示した成人T細胞白血病リンパ腫の人でも、「レブラミド」治療を選択することで、効果が期待できる。

試験では「レブラミド」治療を受けた42%人に奏効し、半数が3.8ヵ月以上増悪なく生存し、20.3ヵ月以上生存した。

主なグレード3以上の有害事象は好中球減少症、白血球減少症、リンパ球減少症、血小板減少症。試験では「レブラミド」治療を受けた人の65%、38%、38%、23%がそれぞれ経験した。

2016年5月 30日、「レブラミド」は「再発・難治性の成人T細胞白血病リンパ腫」の効能・効果で希少疾病用医薬品に指定。

【発表】

2016年9月12日

【試験名】

ATLL-002(Phase 2)〔NCT01724177

【原著】

J Clin Oncol. 2016 ;34:4086-4093. [PubMed:27621400]

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